1957-02-20 第26回国会 衆議院 社会労働委員会 第9号
○亀山委員 今伺いまして、花柳病患者が減っているということはまことに喜ばしいことであります。けれども戦前のように、徴兵検査というようなものによってはっきりつかまえた数字と違いますから、今の届出だけでは、おっしゃるように十分とはいかぬと思いますし、また開業医の方々のお話を伺って、ほんとうに減っておるということはまことに喜ばしいことだと思う。
○亀山委員 今伺いまして、花柳病患者が減っているということはまことに喜ばしいことであります。けれども戦前のように、徴兵検査というようなものによってはっきりつかまえた数字と違いますから、今の届出だけでは、おっしゃるように十分とはいかぬと思いますし、また開業医の方々のお話を伺って、ほんとうに減っておるということはまことに喜ばしいことだと思う。
現在、花柳病患者がお医者さんにかかると、お医者さんの方から主務当局の方に届け出ることになっているのじゃないでしょうか。おそらく届け出るお医者さんはきわめて少いように考えておりますが、その点いかがですか。
○高橋(權)委員 土橋氏は非常に親切な忠言をしていただきましてありがとうございますが、私の見るところでは、相当花柳病患者がおります。それであながち官公職のみならず、また未成年者にして、黴毒の結果頭の抜けておる者を目撃しておるから言つておるのだ。私は全部がなまけものと言つていないのでありますから、このままにしておいて、高橋は何かただ無根拠のことを言つたと誤解を受けることは、はなはだ心外にたえない。
○福田(昌)委員 もちろんそういつた場合におきまして、この地域的な花柳病の檢診ということは必要であるかと思いますが、私はこの際におきまして、二十五才までの年齢において、圧倒的に花柳病患者を出しておるこの統計からいいまして、ある一定の年齢を限つてこの性病の身体檢査をするということを希望いたしておるのでありますが、それに対しまして政府としてはどういう御方針でありますか。
花柳病の対策といたしまして、この度概略三千万円の予算が計上されましたのでありますが、この予算の内容は來年の一月から三月までの間に花柳病患者約六十万人を対象といたしまして、政府といたしましては画期的な花柳病治療を始めようというふうな計画の下に出発いたしました予算でございまして、この予算はその六十万人の患者の中の大体各花柳病の疾病につきまして概ね一〇%程度が花柳病の治療費の負担ができないというふうに見込
これが現状でありまでので、六十万人の花柳病患者を予定しましたところの治療予算というような恰好になつて参つて次第でございます。
殊に近時傳染學の進歩であるとか、あるいは人種改善學の發點であるとかいうようなことで、優正學というものが非常に發展してまいつてきたのでございますが、これに伴いまして、やはり悪質でありますところの癩病患者であるとか、あるいは花柳病患者、あるいは癲癇であるとか、あるいは精神病をもつている者といつたような、こういう人種の進展發達を阻害するような病氣をもつている者に對しましては、結婚を禁止するというような方向